活動報告

Activity Report

2017.11.20 UP

活動報告

2017年度第3回研究会・開催報告

2018年11月17日(金)18時から周南市役所徳山港町庁舎にて実施致しました、2017年度第3回研究会の開催報告をさせていただきます。

本会は、下記のプログラムで行いました。
1. プロジェクトのご説明
  G&C コンサルティング株式会社 代表取締役 藤村雄志
2. 参加者自己紹介
3. 事例共有「地元企業への調査結果について」
  株式会社CARVANCL 代表取締役 徳田行伸氏
4. 質疑応答
5. グループ討議
6. 総括・次回開催について

参加人数18名(運営除く)
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研究会とは

周南市におけるクリエイティブ産業創出を起点とした地方創生の実現に向け、都市部からクリエイティブ産業に関わる有識者等を招いたセミナー等の開催や、市内のクリエイターのニーズの特定及びこれを具現化する手法、メリットが生じる仕組みづくりなどを研究するものとして、2017年度に全5回の開催を予定しております。

また、研究会を通じて、市内のクリエイター等によるネットワーク化に取り組んでいくことも目標の一つに掲げています。

全5回の実施予定内容は以下の通りです。
第1回:自己紹介、プロジェクトの理解促進と研究会についての説明
第2回:都市部のビジネス案件を獲得し、こなしていくために必要なこと
第3回:地元ビジネス案件の県外流出を防ぐには何が必要なのか
第4回:地元クリエイターのネットワーク化や見える化について
第5回:総括と次年度の目標策定及びマッチングイベントの実施に向けて

第3回研究会について

地元企業に対して、自社のクリエイティブ案件を市内市外どちらに依頼しているのか(または内製化しているのか)、それはどういった種類のものかなどの質問を、時間的な制約もあって限られた範囲内ではありましたが、徳山商工会議所にご協力いただきながら約30社へのヒアリングを実施し参加者へ結果を発表しました。

調査結果からは、名刺をはじめとした紙媒体については地元クリエイターに発注する企業が多くみられましたが、HP制作などウェブ案件については県外に依頼されている傾向が見られました。

その理由としては「(そもそも)市内のクリエイターの情報を知らない」「特に付き合いがないから」という回答も目立ち、そういった問題点を共有し、グループワークにて来年度から取り組んでいくべき解決策について議論を行いました。

そこで得られた主な意見としては、
・クリエイターが集まり、地元経営者と気軽に顔を合わせられる拠点づくりが必要

・地元の施設、店舗、イベントなどに貢献した付加価値づくりから認知度を向上させていくことが必要

・行政や商工会議所などとも協力関係のもと、地元企業にご相談いただくための窓口を拡げるとともに、イベントなどを活用した関係性の構築をしていかなくてはならない

などの意見が挙げられ、第2回の「都市部」に向けた営業戦略とともに、地元案件の地産地消化を進めるための方策にも今後取り組んでいくこととなりました。

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