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Activity Report
2017.12.24 UP
2017年12月21日(木)18時から築港町のDRAFTビル1Fのカフェ「GREENDAY COFEEESTAND」にて実施致しました、2017年度第4回研究会の開催報告をさせていただきます。
本会は、下記のプログラムで行いました。
1. プロジェクトのご説明
G&C コンサルティング株式会社 代表取締役 藤村雄志
2. 参加者自己紹介
3. 事例共有「メビック扇町に倣う「顔の見える関係」づくりとビジネスマッチングについて」
メビック扇町 所長 堂野智史 氏
4. 質疑応答・全体意見交換
5. 総括・次回開催について
参加人数25名(運営除く)
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研究会とは
周南市におけるクリエイティブ産業創出を起点とした地方創生の実現に向け、都市部からクリエイティブ産業に関わる有識者等を招いたセミナー等の開催や、市内のクリエイターのニーズの特定及びこれを具現化する手法、メリットが生じる仕組みづくりなどを研究するものとして、2017年度に全5回の開催を予定しております。
また、研究会を通じて、市内のクリエイター等によるネットワーク化に取り組んでいくことも目標の一つに掲げています。
全5回の実施予定内容は以下の通りです。
第1回:自己紹介、プロジェクトの理解促進と研究会についての説明
第2回:都市部のビジネス案件を獲得し、こなしていくために必要なこと
第3回:地元ビジネス案件の県外流出を防ぐには何が必要なのか
第4回:地元クリエイターのネットワーク化や見える化について
第5回:総括と次年度の目標策定及びマッチングイベントの実施に向けて
第4回研究会について
今回は、大阪市の「メビック扇町」というクリエイター支援施設にて、
長年に渡り所長を務められ、各種支援・企業とのマッチング等に尽力されておられる堂野智史氏をお招きしてご講演いただきました。
【メビック扇町HP】http://www.mebic.com/
メビック扇町設立から15年間、大阪で何千人とクリエイターのもとへ足を運ぶことで顔の見える関係性を築かれ、紆余曲折を重ねながら支援を続けてこられたご経験を共有いただき、クリエイター支援における事例を学ばせていただきました。
「仕事から入る関係性ではなく、本音で話し合える「顔の見える」関係性を大切にしていくことでイノベーティブかつ継続性のあるコミュニティづくりが大切」
「支援する立場として、クリエイター・企業それぞれの仲立ちをしていくにあたり互いの特徴や求めることを理解するとともに、クリエイター・企業にも理解を促していかなくてはならない」
上記は、講演いただいたトピックの一部ですが、
スローガンとして『クリエイティブな「ひと」と「しごと」がある「まち」、周南市』を掲げている本プロジェクトにおいて、コミュニティづくりや案件誘致を進めていくにあたり特に大切なメッセージであると感じました。
その他メビック扇町で実施されている、異業種とのコラボレーションを目的とした様々なイベントの開催や、案件誘致を目的としてネットワーク化された全国的なサポーター制度など、周南市においても将来取り組む価値のある事例を数多く学ばせていただきました。
今回学ばせていただいたことは、一つずつ消化していき周南市ならではのクリエイター支援を形作っていけるように今後取り組んでいきたいと思います。
最後に、
研究会と懇親会が終わり2次会のお店に向かう途中に、19年ぶりに来訪されたという堂野氏から徳山の街を眺めながら心のこもった激励をいただきましたので共有して終えたいと思います。
「若手からベテランまで地元のために熱心なクリエイターが集まってくるような周南市なら、きっとこれから良いネットワークを作っていけるで。がんばりや。」